SPF ワンバイ材でシンプルな木箱をつくる話。
いままで
あとは組み立てるのみ!!
組み立てる順番を考えます!
シンプルな木箱といえど立体的な構造物
どういう手順で組み立てるかは非常に重要です
あとで「詰んだ・・・」とはならないようにじっくり考えます
3分ほど考えてみた結果
- (1)底板を組み立てる(2枚の板を脚でつなぐ)
- (2)側面を組み立てる(4枚の側面板を「口」型につなぐ)
- (3)「(1)」「(2)」を組み立てる
という手順で行こうと決めました!
底板を組み立てます!
まずは完成形の姿を。
縦に並べて2枚の板を「脚」2本でつなぎとめます。
簡単ですね!!
では実際に組み立てていきますよ〜。
まず底板を2枚並べて脚を置きます。
いま見えている側は木箱を下から見た側になります。
いま見えていない側(裏側)が木箱を上から覗き込んだときの底になるということですね。
表と裏を見比べて、よりキレイなほうが「木箱の床」になるよう配置しました。
クランプで固定してビスを打ち込んでいきます。
使うビスは「強行突破ビス 4.2 × 30」
脚と底板を重ねた厚みは約4.0cmでした
手持ちのビスのなかでいちばんちょうど良さそうな長さ3.0cmのビスにしました
1つの脚につき2本ずつ。計4箇所留めて「底板パーツ」の完成です!!
側面を組み立てます…?(諦めて手順変更)
底板パーツができあがったのでつぎは側面を「口」形に組んでいきます。
表を向ける側をどちらにしようか〜
ニスの液ダレが少なめできれいなのはどちらか?(液ダレなんてしないようちゃんと塗れ!! というツッコミはご容赦下さい…)
を考えて配置を決めます。
配置が決まったらあとはコーナークランプで固定してビス打っていこう!!
と思っていたのですがちょっと想定外の事態です。
直角に固定できていません。
手前を奥それぞれ1本ずつコーナークランプをはめ込んで直角にしようと頑張ってみたのですが…なかなかいうことを効かずどうしても歪みがでて90度にできないのです。
ネジを打っているうちにいい感じに真っ直ぐになるかも?
と淡い期待をいだきましたがそううまくいくかわかりません。
わたしのコーナークランプの使い方が正しくないのだろう。
正しい使い方をすれば直角を出せるはず。
でもいまは調べるより先に進みたい。
ということで
コーナークランプは諦めました。
組み上げ手順変更です。
「口」形をつくって底板パーツと組み上げるのは辞めて
底板パーツに側面板をひとつずつ取り付けていくことにします。
底板パーツに側面板を1枚ずつ取り付けていきます!
計画通り…っ!
といかずゲンナリしてしまいましたが、途中でいろいろ変えられる(変えやすい)のもDIYのいいところ・おもしろいところです。
気を取り直して進めていきますよ〜。
こんなふうに底板パーツに側面の板を1枚ずつ取り付けていきます。
作業台にF形クランプで固定して留めていきます。
使ったネジはこちら。
ステンレス軸細コーススレッド(3.8×65mm)です。
底板のときと違って高さがあります。
しっかり留まってほしいため長めのネジをセレクト。
こんな感じに横に倒して1本ずつ打ち込んでいきます。
当初の予定とは違う形になりましたがなんとかここまできました。
あと1枚取り付ければ完成!
とここで問題発覚
残り一枚の側面板をはめたときに嫌な予感はしたんです
この写真だとわかりづらいですね?
アップにしたのがこちら
すき間があいてるううううううう
…ツラミ…
こういうことになるから底と側面は別々につくってあとでくっつける方法にしようと思ってたのよ(今回のやり方がダメダメなわけではなく自分の技術が足りないだけですが)
どのような組み方をするにしても「直角」はきちんと取ってあげないとだめだなぁと実感。
あ。でもね。
チカラをかけて押さえつけながらビス打ちしたら、多少マシになりました。多少ですが。
最後のビス打ち、気を抜いたら斜めに入ってたみたいで側面から飛び出しちゃいました。飛び出したまんまだと危ないので打ち直し。余計な穴がふたつも開きっぱなしなのはかっこ悪いですねぇ(反省)
完成です!
いろいろありましたがついに完成です。
早速使ってみました☆
材料はSPF ワンバイ材1本(250円ほど)のみ
実質作業時間は30分ほど(乾燥時間含めると通しで4〜5時間)でした
同じくらいの容積の入れ物は、100円ショップにいけばプラスチック製ならいくらでもあるので、わざわざつくるほどのものか?ってのは正直あります。
でも木材の風合いや丈夫さはプラにはないものです。
材料費もそこまでかからず比較的カンタンにつくれる木箱。
ネジや工具の入れ物はこれひとつじゃ足りずまだまだ必要です。
いちど作ってみて勝手もわかったしまたつくろうと思います。
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