サイトのアクセス解析を真面目に取り組んでみようと腰を上げたのだが、問題にぶつかってしまった。
いくつかのサイトで「ユーザー属性」が取得できないのだ。
ユーザー属性とはGoogleアナリティクスの分析項目の一種で「サイトを訪れた人の年令や性別」である。
これらのデータがあれば
自分のサイトを訪れている人たちの男女比やどの年齢層が厚いのかがわかって大変便利なのである。
そのデータがなくて困っている。
もっと具体的にいうと
「このレポートのデータはありません。」
と表示されるのだ。
年月日の期間を変えてみてもダメ。
どこか設定が足りないのだろう。
サイト運営する上でユーザー属性のデータは大変重要だ。
早急に調べて対応したい。
調査記録(第1)
問題の原因を探るため、ユーザー属性の取得できているサイトと取得できていないサイトの、Google アナリティクスの設定を比較してどこに差異があるのかを洗っていこうかと思う。
うまくいっている方を「サイトA」
うまくいってない方を「サイトB」
と呼ぼう。
調べてみた結果は以下の通りだ。
〈プロパティ設定〉
サイトA | サイトB | |
ユーザー属性レポートとインタレストカテゴリレポートの有効化 | オン | オン |
拡張リンクのアトリビューションを使用する | オフ | オン |
レポートでユーザー指標を有効にする | オン | オフ |
〈トラッキング情報/データ収集〉
サイトA | サイトB | |
リマーケティング | オン | オフ |
広告レポート機能 | オン | オフ |
リマーケティング
ディスプレイ広告と検索広告のリマーケティングでデータの収集が有効になります。収集されるデータには、Google ユーザーのログイン中のデータが含まれます(ただし、Google がウェブおよびアプリの閲覧履歴を Google アカウントと関連付け、アカウントに保存されたこれらの情報を広告のパーソナライズに使用することを許可しているユーザーのデータに限られます)。お客様のオーディエンスをサポートするため、Google アナリティクスはこれらの識別子を一時的にお客様の Google アナリティクス データと結合します。この設定を有効にする場合、Google アナリティクスの広告向け機能に関するポリシーに準拠する必要があります。これには、デリケートなカテゴリに関するルールや、データの収集および Google との共有に関するエンドユーザーへの開示義務についての取り決めも含まれます。
広告レポート機能
広告レポート機能を有効にすると、ユーザーに対する理解を深めることができます。ユーザー属性やインタレスト カテゴリ、キャンペーン マネージャー、ディスプレイ&ビデオ 360、Google ディスプレイ ネットワークの表示回数などのレポートをご利用いただけます。
ここまで調べて答えがわかった。
「広告レポート機能」の説明に答えが書いてあったからだ。
詳しい説明の書いてある記事を見つけた。
早速「広告レポート機能」をONにした。
Google アナリティクスの「ユーザー属性」レポートを開いてみたが結果変わらずであった。
しかしこれは早計である。結果が見られるようになるまでおそらく時間がかかるのだろう。しばらく待ってみる。
この対応が「正解」であったならば、運営しているサイトをすべて点検して「設定漏れが」ないか確認したい。
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