運営しているほとんどのサイトで
Google サーチコンソール「値の方が正しくありません」
という問題が2019年の8月頃から発生していて頭を悩ませていた。
記事自体はGoogleにインデックスされているし狙ったワードで検索結果に表示されているから、まぁいいだろうと放ったらかしにしていた。
ある日のこと。
Googleサーチコンソールの左側のメニューに「解析不能な構造化データ」という項目が増えていることに気が付き押してみた。
エラー 178
決して少なくない数字がデカデカと表示されているではないか。
その下には棒グラフが。
縦軸にはページ数、横軸には年月日で構成された棒グラフ。
2019年8月19日(月曜日)から伸びはじめたグラフはどんどん件数を増やして「178」に到達していた。
この数字、サイトの記事数とイコールである。
なんだ。最近の記事がちょちょっと問題になっているとかそういう次元ではない。サイトすべての記事が影響を受けていると知って悪寒が走った。これはヤバイぞという気になった。
どう対策したらいいのか?
「Google サーチコンソール 値の方が正しくありません」でググってみたら、すでに同様の問題に取り組まれた方々の記事が多数ヒットした。一番目に表示された記事がこちら。
結論からいえば、この記事を参考に対処した結果、問題が解消された(ありがとうございます)
今回の問題は(母数がはっきりしないので断定し難いが)Wordpressテーマ「Cocoon」ユーザの間で多く発生しているようである。私の「問題が起きているサイト・ブログ」の使用テーマもCocoonだ。
なので、問題の発生要因として「Cocoonを使っている」に該当した。
以降が前述のブログ記事で紹介されていた対処法である。
1つ目も2つ目もわたしは実施済みであった。
3つ目はわたしの環境で該当した。「矮小化」を有効に(チェック)していたのだ。
特に難しいことはない。チェックを外して設定を更新した。
さて、このあともやることがあった。
Googleサーチコンソールの「URL検査」である。
試しに直近の記事のURLを打ち込んでみた。
Google検索結果には表示されますが(手動による対策や削除リクエストの対象でない場合)、問題があるためすべての拡張機能の対象にはなりません。
解析不能な構造化データ 構文にエラーがある構造化データが検出されました。
と表示される。
これは現在の当記事に対するステータスである。
JavaScript矮小化を無効化したことでHTMLも変わっている(問題が解消している)はずである。
なので「インデックス登録をリクエスト」を押してみた。
その結果…
関連するすべての拡張機能とともにGoogle検索結果に表示されます(手動による対策や削除リクエストの対象でない場合)
カバレッジ 送信して登録されました
モバイルユーザビリティー このページはモバイルフレンドリーです。
パンくずリスト 1件の有効なアイテムを検出しました
サイトリンク検索ボックス 1件の有効なアイテムを検出しました
やりました!
オールグリーンです!
エラーは…なくなった!
前述の記事の著者さんありがとう。
お陰様で、わたしのとこの問題も解決したよ!
ほかのサイトにも同じ処置を施そう。
さて問題が解決してめでたしめでたしと言いたいところではあるが
エラーな状態でインデックスされてしまっている記事があと177個もある。
ほかのサイトも合わせたらもっとだ。
これ片っ端から「URL検査」するのはつらいなぁ。
記事が更新されなくても定期的に巡回してくれるのかなぁ?
さすがに全部手動でURL検査は大変なので…Googleが巡回してくれることを期待して待ってみるか。
駄目なら重要な記事から順番に手動で対応しよう。
あー。
とりあえず問題が解決してよかった。
追記:Google が自動的にチェックしてくれる
この件のあと、Googleさんからメールが届いていた。
イチイチこちらがURL検査のリクエストを送らなくてもいいそうだ。
ありがてぇ、さすがGoogleさん!
「解析不能な構造化データ」の問題の修正を検証しています(対象サイト: ●●●)
●●● の所有者様
弊社では、貴サイトの「解析不能な構造化データ」に関する問題の修正について検証を開始いたしました。具体的には、245 ページに現在影響を及ぼしている「値の型が正しくありません」について確認しております。
検証には数日かかることがございます。処理が完了し次第お知らせいたします。以下のリンクにアクセスして、テストの進捗状況をご確認いただくこともできます。
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